2012.06.27
「もっと強くなれる」/東京農大 内藤
・第88回東京箱根間往復大学駅伝競走 第4区
「もっと強くなれる」
私は高校2年生の時から野口院長に身体の治療やアドバイスを頂いています。
それまでの私は本格的なマッサージや治療院に行ったことがなく、
初めて治療をしていただいた時には、自分の知らないことの多さと、
院長の知識の広さに衝撃を受けたのを覚えています。
走れない原因が 「股関節関連筋&体幹筋の連動と入力方法」
「上半身の筋肉の張りが強い」
と言われた時は「ウソだ」と思いました(笑)
しかし、説明を受けて納得し、院長と出会ってからは、
「走る」という簡単に思える動作が、とても繊細なものだと思うようになりました。
それから「全身を使って走る」ことを意識するようにしてから記録が伸びるようになりました。
大学2年生の時に自分の身体の能力以上の走り込みを行ったことが原因で、
昨年の1月から5月まで左脚を中心に怪我をしました。
陸上人生で1番長い怪我でしたが、そこで、自分の体を知っているようで知らないことに気付き、
自分の体をより理解しようと考えました。そうすると、自然と院長の下へ向かう回数が増えました。
高校時代から身体を診てもらっていたので、客観的な視点で体の変化に気付いたり、
怪我の根本的な原因を診察してくださったり、自分に足りない筋肉や補強運動を教えて頂きました。
常に身体の状態をチェックしてもらっていたので、張りが強かったり、
多少の違和感があっても早急に対応でき、身体の状態に合わせた練習ができるようになりました。
それ以降は大きな怪我なく競技力を向上させることができ、目標である箱根駅伝を走ることができました。
今回の箱根駅伝では、反省することが多かったですが、収穫もありました。
それは、これからさらに強くなるにはどうすべきかに気付くことができたことです。
それは「良い状態の身体で練習を継続する」ことです。
それまでは「練習を継続すること」と考えていました。
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